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第12回:売上高総利益率

はじめに
売上高総利益率 = 売上総利益× 100
売上
売上高総利益率とは売上高と売上総利益の比率で、粗利率や荒利率ともいいます。売上総利益とはメーカーなら製品の製造にかかる材料費や労務費と売価との差、販売会社なら仕入れ価格と売価との差になります。そこからさらに販売にかかる様々な費用が差し引かれますので、売上総利益はとりあえずの儲けの力といえるでしょう。


活用の仕方
商品力の判断
扱う商品が利益を稼ぐ力、すなわち商品力があるかないかを見ることが出来ます。他社がまねできないような商品を扱う企業では総じて売上高総利益率は高くなります。
薄利多売か付加価値志向か
売上高総利益率が低くても商品回転率を高めることで、結果的に大きな利益を得る薄利多売か、売上高は少なくても、高い利益率を目指す付加価値志向かどうか、その企業の方向性を見ることが出来ます。


活用の際の注意点
売上総利益は業界、業種、業態、扱う商品によって大きく異なります。したがって同業他社、同種製品との比較や過去の業績との比較が有効です。


売上高総利益率を改善するには
販売価格を引き上げる。
材料費などのコストの削減、仕入れ価格の引き下げ。
取扱商品の構成を変える。具体的には利益率の高い商品の取扱いを増やし、逆に利益率の低い
 商品の取扱いは減らす。
値引販売を行わない。売れ残りによる値引販売を回避するためには、適正な生産、仕入れの管理
 が必要。生産管理、購買管理がしっかりしている企業では売上高総利益率も総じて高くなる。





※参考資料
これならできる!経営分析
経営分析の基本



text 2006/05/04
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