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中国の航空会社一覧




4大グループへの集約が進む

現在中国の航空業界では様々な航空会社の名前がみられますが、その多くは大手航空会社と資本提携を結んでグループを形成しています。その大手航空会社とは4大航空グループを形成している中国南方航空、中国東方航空、中国国際航空、海航集団の4社です。独立系の航空会社もいくつかありますがその規模は大手グループとは大きな開きがあります。

航空会社名だけではどのグループに所属しているのか、もしくは独立系なのかがよくわからないので、航空会社各社をグループごとに一覧にした以下の表を作成しました。

グループ企業名資本関係
中国南方航空中国南方航空10,092万人(2014年世界第3位)
アモイ航空51%出資 旅客数2035万(2014年)
河南航空60%出資
珠海航空60%出資
貴州航空60%出資
重慶航空60%出資
スワトウ航空60%出資
中国東方航空中国東方航空6,617万人(2014年世界第7位)
上海航空(2010年1月28日吸収合併)
中国貨運航空70%出資
中国連合航空80%出資(上海航空が出資)
上海国際貨運航空55%出資(上海航空が出資)
幸福航空5%出資
中国国際航空中国国際航空5,457万人(2014年世界第10位)
深セン航空51%出資
コン鵬航空(深セン航空が51%出資)
山東航空22.8%出資
大連航空80%出資
マカオ航空81%出資
中国国際貨運航空51%出資
キャセイパシフィック29.99%出資(中国国際に18.1%出資)
海航集団海南航空3,560万人
香港航空100%出資
天津航空(海航集団83.15%、海南航空1.47%出資)
祥鵬航空99%出資
中国西部航空(海航集団65%、祥鵬航空35%出資)
北京首都航空70%出資
福州航空60%出資
格安航空春秋航空
その他吉祥航空
華夏航空
奥凱航空
中国飛龍専業航空
英安航空
中信通用航空
西蔵航空


大手航空会社のこれまでの成り立ち

もともと中国は新中国が発足した1949年以降、航空事業の経営も管理・監督業務もすべて中国民用航空総局(CAAC)が行ってきました。これが1988年に見直され、中国民用航空総局(CAAC)は管理・監督業務のみに専念することになり、航空事業の経営は中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空の3社へと分割されることになりました。こうして1988年に中国国際航空と中国東方航空が、1991年に中国南方航空が発足しました。

中国国際航空は北京管理局と国際線の業務を引き継ぎ、中国東方航空は上海管理局の業務を、中国南方航空は広州管理局の業務を引き継いで発足しています。



主要航空会社の業績について
■中国国際航空(2015年)
売上高1,089億元
純利益72億元
旅客運輸量8980万人
所有機体数360機
航空連合スターアライアンス

中国のフラッグシップで旅客数は南方、東方に次ぐ中国国内3位の規模です。世界で見ると10位にランクインしています。中国国際航空は香港のフラッグシップであるキャセイパシフィックと相互出資関係に有ります。キャセイパシフィックの旅客数は2014年度で3140万人です。

■中国東方航空(2015年)
売上高938億元
純利益56億元
旅客運輸量9377万人
所有機体数535機
航空連合スカイチーム

中国東方航空は国内2位の航空会社で世界でも7位の規模の旅客数を取り扱います。旅客数世界最大の1億2943万人を誇るアメリカのデルタ航空から2015年7月28日に出資を受けることも発表されました。出資額は4億5000マンドルで、これによりデルタ航空は中国東方航空の3.55%の株式を取得することになります。また中国旅行サイト大手のシートリップも2016/7/7に中国東方航空に30億元(約450億円)を出資して3.22%の株式を取得しています。

■中国南方航空(2015年)
売上高1,116億元
純利益37億元
旅客運輸量1億942万人
所有機体数667機
航空連合スカイチーム

中国南方航空は旅客運輸量が1億人を超えアジアで最大、世界でも3位の規模の航空会社です。南方航空は旅客数2014万人と中国有数の航空会社である厦門(アモイ)航空の株式を51%保有して傘下に加えています。

■海南航空(2015年)
売上高352億元
純利益22億元
旅客運輸量3860万人
所有機体数202機
航空連合未所属

創業は1993年。海航集団は海南航空を中心とした航空グループで、従来の3大航空グループである中国南方航空、中国東方航空、中国国際航空に次ぐ4位の集団として注目されている企業グループです。

■春秋航空(2015年)
売上高80億元
純利益13億元
旅客運輸量1298万人
所有機体数52機
航空連合未所属

大手航空会社以外に格安航空で急成長している春秋航空についても見て行くことにします。民間資本で発足した中国初の航空会社で創業は2004年と比較的新しい航空会社です。日本市場への進出にも積極的で2015年10月28日には日本国内でのホテル事業への参入も発表しています。


航空連合への所属

航空会社は世界的に連合を組み、コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなど連合内での利便性の向上を図っています。世界的にはスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームの大きく3つの連合があります。中国東方航空と中国南方航空はスカイチームに、中国国際航空はスターアライアンスに所属しています。海南航空はワンワールドへの所属が予想されていましたが、現在はどこにも所属していません。

ちなみに日本の航空会社では全日空がスターアライアンスに、日本航空がワンワールドに所属しています。



今後の動向について

こうしてみると大手航空会社の下にたくさんの航空会社が並んでいるのがわかります。名前は違うけど同じグループというのは正直利用する側にたってみるとわかりづらさが目立ちます。同じ企業グループなら名称も統一してくれればわかりやすいのにという気持ちも抱いてしまいますが、過去に子会社として存在していて、その後親会社に吸収された例も数多くあるので、今後もそうした形で再編されることは十分考えられます。現状でもつぎから次に新規参入が続く航空業界ですが、大手の資本参入による影響を回避し、海航集団に次ぐ第5グループを形成する企業がでてくるかどうかもみものでしょう。









最終更新日 2016/09/09
公開日 2010/09/22
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