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高速道路業界 vol8
高速道路の総延長距離の推移
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中国の高速道路の総延長距離についての前回の調査は2006年でしたがその時点で45400キロメートルでした。2009年末にはこれが65000キロにまで到達しています。わずか3年で約20000キロも距離が伸びているのです。現在の総距離の3分の1がここ3年で建設されたわけですから、いかにすごいペースで増加しているかがわかると思います。新たに建設された高速道路の距離が2007年をピークに減少して来てはいますが、過去10年で見ても増えたり減ったりの繰り返しですので再び増加に転じることも十分考えられます。
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今後中国はどのくらいまで高速道路を建設していくのでしょうか。交通運輸部の発表では2020年をめどに100000キロまでもって行きたいと目標を立てています。100000キロという数字はちょうど現在のアメリカの高速道路と同じぐらいの規模です。現在65000キロですので100000キロまで残り35000キロになります。過去3年で20000キロ増やしてきているので、10年で35000キロというのはすこし少ないような気もしますが、作りすぎても仕方がありませんから、需要を見越して100000キロという数字を立てているのでしょう。
100000キロという数字がどの程度妥当なのかというのををすこし検証して見たいと思います。まず国土面積で見た場合アメリカと中国はほぼ同じ位の面積になります。面積が近いので高速道路も同程度必要というのはある意味納得できます。しかしながらEUは中国の半分以下の面積しかないのに高速道路は約90000キロメートルもあります。そこで今度は人口で見ていくことにします。EUはアメリカの約1.5倍の人口を抱えています。人口が多ければ高速道路の利用者も多くなるわけですから、同じ面積ならよりたくさんの高速道路が必要と考えれば、EUは面積がアメリカの半分でも高速道路の総延長距離はそれほど差がないのも理解はできます。
中国に視点を戻すと中国は面積も人口も多い国です。面積や人口の多さが高速道路の総延長距離と相関関係があると考えるとするとアメリカよりもさらに多くの高速道路が建設されてもおかしくないわけです。変化の激しい中国においてこの先のことを正確に分析することは困難ですが、高速道路に関していえば、総延長距離の拡大はしばらくは続くのではないでしょうか。
| 国名 | 国土 | 人口(2009年推計) | 高速道路(km) |
| 中国 | 959万ku | 13億5331万 | 65000 |
| アメリカ | 937万ku | 3億1465万 | 約100000 |
| EU | 432万ku | 4億9979万 | 89000 |
| 日本 | 37万ku | 1億2715万 | 約8000 |
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