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電力業界 vol7
2008年度の大手電力会社の動向
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今回は2008年度データで五大国有電力会社について見ていくことにします。前回こちらで取り上げた際は2002年から2003年度のデータでしたが、それから5、6年でどれだけ成長したのかも合わせて見ていきたいと思います。
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| 本社 | 北京市 |
| 発電設備容量 | 8586万キロワット(19%増) |
| 発電量 | 3645億キロワット(11%増) |
| 売上 | 1513億元(30%増) |
| 純利益 | -58億元 |
| 子会社 | 華能国際電力(香港市場上場) |
| 備考 | 五大国有電力グループの一角。国内最大の電力会社。海外展開にも積極的で2008年4月にはシンガポールのトゥアス・パワーを約70億元で買収。
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| 本社 | 北京市 |
| 発電設備容量 | 8242万キロワット(27%増) |
| 発電量 | 3529億キロワット(15%増) |
| 売上 | 1016億元(17%増) |
| 純利益 | -63億元 |
| 子会社 | 大唐国際発電(香港市場上場) |
| 備考 | 五大国有電力グループの一角。
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| 本社 | 北京市 |
| 発電設備容量 | 7020万キロワット(16.9%増) |
| 発電量 | 2978億キロワット(12%増) |
| 売上 | 939億元(27.4%増) |
| 純利益 | -68億元 |
| 子会社 | 国電電力発展(上海A株上場) |
| 備考 | 五大国有電力グループの一角。風力発電設備容量では中国国内第1位。
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| 本社 | 北京市 |
| 発電設備容量 | 6908万キロワット(9%増) |
| 発電量 | 2900億キロワット(12%増) |
| 売上 | 883億元(22%増) |
| 純利益 | 14億元(88%減) |
| 子会社 | 華電国際電力(香港市場上場) |
| 備考 | 五大国有電力グループの一角。天然ガス発電設備容量では中国国内第1位。
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| 本社 | 北京市 |
| 発電設備容量 | 5199万キロワット(20%増) |
| 発電量 | 2051億キロワット(9%増) |
| 売上 | 698億元(19%増) |
| 純利益 | -71億元 |
| 子会社 | 中国電力国際発展(香港市場上場) |
| 備考 | 五大国有電力グループの一角。
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6年前の各社の保有発電設備は分社化直後という事もあって共に横並びでそれほど差はありませんでした。ちなみに6年前のこちらのデータは保有発電設備以外、売上高や利益、発電量の数値は子会社のものでグループ集計ではありません。したがって売上高や利益の額に大きな開きがありますが、グループ集計では各社ともそれほど大きな開きはないはずです。今回の各社のデータはすべてグループ集計で表示しています。
6年後の2008年には発電設備容量にも開きが生じています。各社共に2002年度の数値から大きく伸ばしてきているのですが、5位の中国電力投資と1位の中国華能では3000万キロワット以上の差があります。同様の条件でスタートした各社ですが6年で大きな開きがでたようです。
注目すべきは各社の利益の値です。赤字に陥っているところが多く見られます。2007年度までは各社共に順調に利益を拡大してきていたのですが、2008年度はリーマンショックを単にした世界的な景気後退の波に中国も襲われ、国内景気の停滞による電力需要の減退、それから燃料である石炭価格の急騰というダブルパンチに見舞われたことが最大の理由でしょう。今後しばらくの間は急騰した石炭価格も落ち着くと見られていますので、景気回復に伴い需要も回復してくれば各社の収益も改善してくるのではないでしょうか。
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