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今回は2006年度の航空業界の動向について見ていくことにします。まずはここ数年の旅客運輸量と貨物運輸量の推移です。どちらも毎年大きく増加しており、そのペースも今だ衰えを見せません。旅客運輸量に関してみれば02年と比較してわずか4年で倍近い規模にまで膨らんでいるのです。改めて中国経済の急成長を再認識する結果となりました。毎年の成長の中でも04年度の前年度からの伸びが一段と大きいことが気になりますが、これにはいくつか理由があって、その中でも一番の要因は前年度のSARS(鳥インフルエンザ)の影響による成長の鈍化からの反動ではないでしょうか。
06年度の数字も前年度から大きな成長をみせています。経済成長による個人所得の増大、それによる国内旅行市場の拡大などの背景から今後も航空業界は大きく成長して行く事が予想されます。

資料:中国民用航空総局、中国統計局
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次に主要航空各社の2006年度の業績と旅客と貨物の運輸実績について見て行きます。各社共に売上は順調に伸ばしてきています。利益については中国国際航空を除くと低水準もしくは赤字への転落が見られますが、一時期に比べると業績は回復傾向にあるようです。旅客・貨物運輸量は総じて大きな伸びを見せています。なかでも中国東方航空の旅客運輸量の伸びは驚異的でしょう。たったの1年で2428万人から3501万人にまで増加しているのです。中国東方航空だけでなく他の各社もこちらのページの2003年度の旅客運輸量と比較してみると大きな伸びを見せていることがわかります。来年は北京オリンピックを向かえ旅行需要の増大が見込まれています。毎年大きな成長を見せる航空業界ですが2008年も飛躍が期待されます。
| ■中国国際航空(2006年) |
| 売上高 | 449億元(17%増) |
| 純利益 | 26億元(11.7%増) |
| 旅客運輸量 | 3148万人(13.7%増) |
| 貨物運輸量 | 84万トン(15.1%増) |
| ■中国東方航空(2006年) |
| 売上高 | 374億元(36%増) |
| 純利益 | -33億元 |
| 旅客運輸量 | 3501万人(44.18%増) |
| 貨物運輸量 | 87万トン(13.17%増) |
| ■中国南方航空(2006年) |
| 売上高 | 462億元(20%増) |
| 純利益 | 3億元 |
| 旅客運輸量 | 4920万人(11.5%増) |
| 貨物運輸量 | 81万トン(5.7%増) |
| ■海南航空(2006年) |
| 売上高 | 124億元(24%増) |
| 純利益 | 1.8億元 |
| 旅客運輸量 | 1228万人(12.4%増) |
| 貨物運輸量 | 19万トン(26%増) |
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