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中国の電力事業では発電部門と送電部門をそれぞれ違う会社が担当しています。発電部門は中国華能、中国電力投資、中国華電、中国国電、中国大唐の5社と中国華潤をはじめとする新興独立系の4社が担い、送電部門は中国本土を南北に分割する形で国家電網公司と中国南方電網が担当しています。電力を作る会社と送り届ける会社がそれぞれ異なるということです。今回は送電部門を手がける2社についてみていくことにします。
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東北、華北、西北、華東、華中の26の省・自治区、直轄市に電力を供給。国土の88%をカバーしているガリバー企業である。なお発電設備もピーク時対応として一部保有している。売上高は日本円にして約11兆円。利益は約2000億円。2006年度の販売量は17,096億kWhと前年度比で14.19%の増加を記録している。
| | 設立 | 2002年12月29日 |
| 資本金 | 2000億元 |
| 資産総額 | 11,767億元 |
| 電力販売量 | 14,646億kWh(13.6%増) |
| 売上高 | 7214億元(22.2%増) |
| 利益 | 144億元(48.4%増) |
※2005年度データ
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南方の4つの省と自治区に電力を供給。なお発電設備もピーク時対応として一部保有している。売上高は日本円にして約2兆8000億円、利益は約800億円。2006年度の販売量は3974億kWhと前年度比で14.39%の増加を記録している。
| | 設立 | 2002年12月29日 |
| 資産総額 | 2632億元 |
| 電力販売量 | 3477億kWh(12.6%増) |
| 売上高 | 売上高 1893億元(21%増) |
| 利益 | 利益 59億元(45%増) |
※2005年度データ
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中国全土の送電部門を2社で分担しているためどちらも売上規模はかなり大きいです。2006年度の中国企業売上高トップ10では国家電網公司が3位に、中国南方電網が5位に位置しています。ちなみに一位は中国石油化工です。営業エリアは9割とその大部分を国家電網公司が占めています。しかしながら電力販売量、売上高の規模で見ると国家電網公司と中国南方電網は比率は約4:1になります。利益に至っては約3:1の比率です。収益性では中国南方電網の方に分があるようです。利益は新たな設備投資の原資となるものです。まだまだ両社とも利益率が低く、発電設備に対して遅れているといわれている送電網の整備を拡充して行くためにも、まずはしっかりと利益を稼ぐことが両社に共通して重要だといえるでしょう。
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