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ビール産業
vol6

2005年度のビール生産について


はじめに
今回は2005年度のビールの販売動向について見ていくことにします。ビール業界については日本での中国情報ポータルサイト(有料サイト以外)ではなかなかタイムリーな情報が集めにくいこともあって、今回は中国のサイトで情報収集することにしました。中国の情報を翻訳して有料で提供しているところもたくさんありますが、中国語ができれば現地のサイトでただでそうした情報を手にする事も可能です。だったら中国語を勉強しようと言うのが管理人の動機ですが、みなさんも中国語学習を選択肢の一つとして考えてみてはいかがですか。まあそれはともかく2005年度のビール業界の動向について見ていきます。

国内販売量の推移
中国の2005年度の国内ビール販売高は前年比5%増の3061万トンを記録しました。2002年に世界1位になってからも順調に販売高を伸ばしているようです。国民一人当たりの消費量も23リットルで、欧州平均87リットル、ドイツ115リットル、同じ黄色人種である日本の56リットルと比べてもまだまだ伸びる余地は高いといえます。業界全体で見れば今後も成長が続く業種の1つと言えるでしょう。

ブランド別
ブランド別販売高(2005年度)
販売高前年比
雪花ビール158万トン46%増
青島ビール140万トン10%増
燕京ビール133万トン13%増

まずはメーカー別ではなくブランド別に販売量の順位を見て行きます。ここでは雪花ビールが前年度比で大きく増加して1位となっています。2004年度は燕京ブランドのビールが127万トンで販売高1位だったのですが、雪花ビールが46%増という猛烈な販売増により今年に入って堂々の1位を獲得しました。

メーカー別
メーカー別販売高(2005年度)
販売高前年比
青島ビール408万トン10%増
華潤ビール395万トン26%増
燕京ビール312万トン9%増
重慶ビール74万トン18%増
金威ビール53万トン35%増
全体3061万トン5%増

メーカー別では青島ビールが今年も首位を維持していますが、上でも述べた通り雪花ブランドの大躍進を背景に華潤ビールが大きく販売高を伸ばしてきており、首位の青島との差も目と鼻の先ほどにまで近づいてきました。この勢いが続くなら今年にも順位の大きな変動が見られるかもしれません。

また中位メーカーの重慶ビールや金威ビールも生産量を大きく伸ばしてきています。上位3社の閉める市場シェアは2005年度で36%程なのでまだまだ上位陣による寡占化は十分に進んだとはいえません。今後の動向次第では中位メーカーからも上位陣を帯びやす存在が現れるかもしれません。まだまだ目の話せない動きの激しい業界だといえます。



※参考資料
新京報  中国証券報  金威ビール


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text 2006/08/23







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