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不動産業界 vol5
地域別不動産価格(2004年度)



はじめに
今回は各地域の2004年度の住宅価格と投資額を見て行く事にします。価格や投資額、前年度比などから今後の動向なども検証してみます。

住宅、オフィスビル価格について
■各地域の1平方メートル当たりの不動産価格(元)
住宅前年比オフィスビル前年比
北京47476.5%107260.7%
河北148610.6%254011.0%
天津295023.2%5552-11.7%
山西157424.6%3918-4.1%
内蒙古122513.7%154218.4%
黒龍江16934.3%335010.7%
上海576115.4%9655-0.6%
江蘇241819.8%519525.6%
浙江278613.6%542353.8%
安徽157116.7%309740.0%
福建229711.8%30746.0%
江西1158-31.9%1306-39.9%
山東188616.1%5100237.2%
広東329810.1%57138.1%
重慶157318.8%24860.3%
四川13519.9%255047.8%
雲南18604.7%308720.0%

住宅価格では高い順に上海、北京、広東と続き、オフィスビルでは北京、上海、広東と続きます。この3地域はどれも経済的に中国内で大きく発展しているところで不動産価格にもそれが反映されているようです。不動産価格がもっとも低い地域である江西との比で約4倍も開きがあり、地域間経済格差がここからも見て取れます。

住宅価格の増加率では地域間にばらつきはあるものの、おおむね10〜20%ほど上昇しているようです。オフィスビルでは様子が違い、増加している地域もあれば減少に転じているところもあります。注目すべきは江蘇、浙江、安徽で他地域と比較して増加率の高さが目立ちます。この3地域は経済発展が著しい上海に隣接、もしくは近いため、おそらくオフィスビル価格が全国で2番目に高い上海を避け周辺地域に拠点を構える企業の需要が増えたために価格が上昇したのではないかと考えられます。

山東省がオフィスビル価格の前年比200%増と飛びぬけて高くなっていますが、山東省の地理を考えると北京と上海のちょうど中間に位置しており、このことがやはり上記の3地域と同じような理由で上昇しているのではないかと考えられます。もちろんそうした地域自身の経済発展率も高く推移しています。

オフィスビル価格では上海と並んで高い北京市周辺地域である河北省や天津市、山西省なども周辺地域ということで今後の需要の高まりによっては上海周辺地域と同様価格が上昇することが考えられます。

住宅、オフィスビルの投資額について
■各地域の不動産投資額(万元)
住宅前年比オフィスビル前年比
北京7,759,89022.5%1,878,92431.6%
河北2,235,26336.1%78,672-9.9%
天津1,752,37716.1%157,504202.4%
山西721,49252.2%81,39151.7%
内蒙古688,36233.7%50,520-8.5%
黒龍江1,397,33257.6%85,40934.0%
上海9,006,66033.1%832,43324.8%
江蘇9,609,37361.0%441,33260.2%
浙江9,780,05836.6%600,82424.8%
安徽2,422,49246.2%103,16631.1%
福建3,084,47529.7%91,476-14.1%
江西1,519,36640.0%60,061232.6%
山東5,499,00034.4%205,92010.1%
広東8,894,2107.4%670,01051.9%
重慶2,086,85117.6%109,706-7.5%
四川3,381,9743.4%141,1742.5%
雲南1,003,09423.0%21,885-34.4%

住宅投資額では高い順に上海、江蘇、浙江と続き、オフィスビル投資額では北京、上海、広東と続きます。上海、江蘇、浙江の3地域はそれぞれが隣接しており、どうやらこの地域が住宅投資熱が高いようです。オフィスビル投資額では北京市が頭1つ抜けた存在です。

住宅投資の伸びは一部微増な地域もありますがおおむね20%〜60%増と高水準を維持しており、全国的に投資熱は過熱しているようです。オフィスビルでは投資額でトップを走る北京、上海、広東が増加率でも高いレベルをキープしており、まだまだ投資熱は高いようです。上海周辺の江蘇、浙江でも高い増加率を示しているようで、住宅投資だけでなくオフィス投資でもこの地域は全国的に台頭してきていて、今後大きな経済エリアを形成していくことが予想されます。



※参考資料
中国国家統計局


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text 2006/06/01







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