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自動車産業 vol7
2005年度の自動車生産について



2005年度の自動車生産・販売数
2005年度の自動車生産・販売実績
生産数販売数
自動車570.77万台(12.56%増)575.82万台(13.54%増)
乗用車397.07万台(19.73%増)397.11万台(21.40%増)
商用車177.70万台(0.60%減)178.71万台(0.75%減)

自動車生産台数の推移のグラフを見てもわかるとおり、生産台数はここ数年で急増しています。2005年の570万台と言う数字はすでに世界第3位のドイツと肩を並べるレベルです。自動車生産台数の内わけを見ると乗用車生産・販売数は大きく増加していますが、商用車生産・販売台数は逆に減少に転じています。乗用車市場が爆発的に拡大しているようです。

グラフを見ると2003年度から若干伸びのペースが緩やかになってきていますが、今後も国内経済が順調に拡大し、自動車消費を支える中所得者層が増えてくることで、自動車生産の伸びも順調に拡大していくであろうことが予想されます。


販売量トップ10
自動車メーカー販売高(2005年度)
販売高前年比シェア
第一汽車98.31万-2.43%17.07%
上海汽車91.75万8.13%15.93%
東風汽車72.90万39.30%12.66%
長安汽車63.11万8.90%10.96%
北京汽車59.73万14.64%10.37%
広州汽車23.72万13.17%4.11%
哈爾浜哈飛汽車23.01万12.15%3.99%
奇瑞汽車18.92万118.51%3.28%
安徽江准汽車15.43万18.00%2.67%
吉利汽車15.14万56.54%2.62%

上位5社での市場シェアは66.99%に、上位10社では83.71%に、100社以上あると言われる中国の自動車業界も上位陣への寡占化が着々と進んでいるようです。しかしながらこれまでは第一、上海、東風の3社が中国のトップスリーといわれ大きな市場シェアを占めていたのですが、近年の他社の巻き返しを受けそのシェアが徐々に奪われつつある状況にあります。トップ陣も生産・販売量を拡大してきているのですが、中位グループの成長率が高いため、その差もだんだんと縮まってきています。それでも上位陣の中で東風汽車や北京汽車は前年度比で大幅増を達成しています。このままいけば数年後には順位の大きな変動が見られそうです。

上の表で特に目に付くのが奇瑞汽車と吉利汽車の増加率でしょう。この理由として一番に考えられるのが、両者共に独立系であり、外資との合弁による外資ブランドの自動車を生産しているのではなく、国産の独自ブランドを展開していると言う点ではないでしょうか。消費者はいくら国産車とはいえ、良く故障したりデザインが悪かったり、アフターケアが不十分だったりしたら、これほど受け入れられることもないはずです。知的財産権問題など気になる点も残る国産車メーカーですが、このまま順調に成長していけば、トップ陣を脅かすほどに成長する可能性も十分に考えられます。両社の今後の動向にも注目が集まりそうです。





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text 2006/04/12







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