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鉄鋼業界
vol2

鉄鋼業界各社について


はじめに
今回は生産高上位4社について見ていくことにします。 中国の鉄鋼生産量は毎年拡大しており、業界全体が大きく成長しているため、 各社共に生産量を大きく伸ばしてきています。 しかしながら需給の矛盾、生産が低付加価値鋼材に集中しているという状況は まだまだ続いており、今後の課題は高付加価値鋼材の生産技術をいかに確保していくか、 それと生産規模の拡大ということになります。

上海宝鋼集団
鞍山鋼鉄集団
武漢鋼鉄集団
首鋼集団


上海宝鋼集団(シャンハイバオシャン)
順位 国内1位(2003年)
生産量 1978万トン(2003年)
売上高 1204億2109万元(2003年)
利益 131億7500万元(2003年)
概要 創業1978年。新日鉄の全面的な技術協力によりスタート。85年から本格的に操業開始。
2003年7月、新日鉄とアルセロールとの間で自動車用高級鋼板を生産する合弁会社設立を発表。 出資比率は宝山鉄鋼50%、新日鉄38%、アルセロール12%。
今回の合弁では新日鉄が高級鋼板の技術を提供。是には賛否両論あるが、 少なくとも宝山鉄鋼が手に入れたかった技術を 得ることが出来たという事実は間違いない。

2004年はじめブラジルに合弁製鉄所建設構想(投資額15億ドル)を発表。


鞍山鋼鉄集団(アンシャン)
順位 国内2位(2003年)
生産量 1018万トン(2003年)
売上高 314億4190万元(2003年)
利益 15億元(2003年)
概要 1918年設立。 90年代前半までは国内最大の生産量を誇っていた。
2004年6月、ドイツティッセン・クルップと自動車用の高級鋼板を手がける合弁会社(年産120万トン)を設立。投資額1億8000万ドル。
また業界5位の本渓鋼鉄集団との合併もうわさされ、実現すれば1700万トンと上海宝鋼集団との差を大きく縮めることになる。 子会社の鞍鋼新軋鋼が香港H株に上場。


武漢鋼鉄集団(ウーハン)
順位 国内3位(2003年)
生産量 843万トン(2003年)
売上高 273億1316万元(2003年)
利益 26億8300万元(2003年)
概要 ソ連援助の元、1955年に建設開始。1958年より操業。
高級鋼板を得意とする。


首鋼集団(ショーガン)
順位 国内4位(2003年)
生産量 817万トン(2003年)
売上高 479億1338万元(2003年)
利益 5億9000万元(2003年)
概要 早くから海外への事業展開、ハイテク分野への進出にも積極的。 今や売上高で半分を占めるほどの勢い。
現在の懸案は北京市郊外にある製鉄所の移転問題である。
環境被害が深刻化しており、また北京オリンピックに向けて 当局の環境方針ともあいまって移設を求められているが、 その費用は30億ドルとも言われ、生産縮小は発表しているものの、 完全移設については今だ発表はない。 (2005年1月、2010年までの精錬部門の完全移転計画を発表)





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text 2005/08/11







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