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投資環境 vol8
上海万博について



万博とは?
オリンピックに比べると、インパクトにかける感のある万博ですが、
その経済規模、波及効果はオリンピックに勝るとも劣りません。

近代国際博覧会の始まりは1851年、ロンドンのハイドパークで開かれました。
日本が参加したのは1867年、第5回の開催になるパリ博覧会からです。

今年は日本で愛知万博が開催されています。
上海万博は5年後の2010年開催です。

万博についての詳細は外務省のホームページにて参照することができます。

上海万博の概要
・正式名 上海万国博覧会
・テーマ Better City, Better Life
・開催地 上海浦東、浦西地区
・開催 2010年5月1日〜10月31日まで(計184日間)
・事業計画 第1次(02〜05)全体構想の取りまとめ
第2次(05〜08)宣伝・投資獲得
第3次(08〜10)施設建設
・総事業費 300億元
・新規雇用創出 10万人以上
・経済波及 インフラ、素材、建設、不動産、観光など

入場者数について
入場者数の見込みについて中国政府、上海市は7000万人を見込んでいます。
これまで過去最大の入場者数は大阪万博の6422万人でした。
それをさらに上回る規模の数値を出してきています。 正直驚くべき数字ですが、一部には1億人を突破するのではといった声も聞かれます。

中国の人口規模、大阪万博当時の日本の経済成長の真っ只中の状況とよく似ている などの背景をかんがみて見ると、確かに達成できそうな気もしますが、 どうなるかは実際の足取りを見てみないとわからないところがあります。

前回開催のドイツ、ハノーバー万博では当初の入場者数見込みを4200万人と打ち出していましたが、 閉幕してみれば1600万人と散々の結果に終わりました。
愛知万博ではこれを反省としたのか、手堅く1500万人の入場者を見込んでいます。
しかしながら現在出足としては少々鈍いようです。

万博開催と入場者数
年度開催地入場者数
1970年大阪(日本)6422万人
92年セビリア(スペイン)4200万人
2000年ハノーバー(ドイツ)1600万人
05年愛知(日本)1500万人(見込)
10年上海(中国)7000万人(見込)

事業規模
上海万博の総事業費は土地開発や要地内の企業、住民の立ち退き、移転費用、
施設建設、駐車場、ホテルなどの客室整備などで300億元にも上るといわれています。
またこれに浦東空港の拡張工事、道路交通網などの整備などの関連部門まで含めると 3000億元規模にまで膨らむといわれています。 その事業規模がいかに大きいかがよくわかります。ちなみに愛知万博の総事業費は1900億円です。

経済波及効果
直接の経済波及は総事業費300億元にのぼる会場建設費や土地開発などでしょう。
これから考えるとそれを受注する建設会社、建設資材を提供する素材会社、 土地開発を担当する不動産会社などが恩恵を受けると考えられます。

また万博開催により世界各国から多数の観光客が訪れるでしょうから、 宿泊施設などを提供するホテル業界、飲食業界、航空業界、海運業界なども 恩恵にあずかることになります。

上海万博にともない高速道路網などのインフラ整備もさらに進むでしょう。
結局かなり広範囲にその波及効果は及ぶものと予想されます。

その効果は2010年を頂点として最初はスローペースながら、 徐々に右肩上がりに進むようです。





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text 2005/05/01







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