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家電業界
vol4

冷蔵庫部門について


はじめに
中国の冷蔵庫業界は競争が激しく、大手による寡占化が現在も進行中です。 2003年度の生産台数は2242万5600台(前年比40.3%増)で、国内市場は1500万台、輸出が800万台規模にまで拡大し、世界最大の生産消費大国となっています。

大都市での普及率は北京107%、上海103%、大都市平均で80%を越えてきています。 農村部では15%ほどですので、これからの経済発展によっては更なる需要の拡大は十分に見込める状況です。

冷蔵庫生産大手
下表は2001年のシェアランキングです。すでに4年前のデータですので、 シェアの分布もいくぶん変動が見られます。現在は海爾、科龍、新飛、美菱の4社が4大メーカーとして大きなシェアを確保しています。

中国の冷蔵庫のシェアランキング(2001年)
順位会社名シェア
1海爾24.4%
2科龍16.1%
3新飛7.7%
4サムスン7.6%
5美菱7.3%
6中意3.5%
7シャープ2.9%
8ボスコ2.8%
9華意2.2%
10澳柯瑪1.7%

冷蔵庫主要メーカーの動向
海爾(ハイアール)
シェア - 23%(2003年)
海外でも売上を拡大中。
日本では三洋電機と提携して小型冷蔵庫を中心に商品を展開中。

広東科龍(カントンコロン)
シェア - 27%(2003年)
年間生産量 - 800万台
冷蔵庫生産は84年からスタート。
冷蔵庫生産はアジア最大。
生産量の多さを背景とした価格競争力が同社の強み。
庫内温度を46段階に設定できる多重循環システムを世界で始めて開発。
技術力にも定評がある。
格林柯爾から26.43%の資本参加を受ける。

美菱
生産量 - 105万台(2002年)
2003年5月CFC(クロロフルオロカーボン)代替製品を手がける格林柯爾科技控股有限公司から20.03%の資本参加を受ける。

課題
冷蔵庫業界では銅やプラスチック、鋼材などの原材料価格の高騰、過当競争による価格の下落という2つの大きな課題を抱え、利益率の低下に悩まされている状況です。ブランド力、省エネ・技術力、シェアの拡大と言う3つのテーマが今後さらに重要になってくることでしょう。

省エネ対策
すでに普及率は80%を越えている冷蔵庫ですが、そうなるとただ安いだけでは消費者の支持を勝ち得ることは出来ません。何かしらの付加価値が必要です。ポイントは省エネとエコロジーです。

政府は2005年3月1日「エネルギー効率表示弁法」を施行し、これにより全ての冷蔵庫には5段階で分類される「中国エネルギー効率ラベル」を貼ることが義務付けられました。消費者は購入の際に人目でその商品のエネルギー効率を判断することができるようになります。





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text 2005/04/06






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