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不動産業界
vol3

香港コングロマリッドの不動産事業


はじめに
中国の不動産業界は、昨今の不動産ブームを背景に全国3万社以上を数える規模にまで拡大しています。 進出業態も様々で、独立系も少なくありませんが、多くは多数の事業を抱えるコングロマリッドと呼ばれる業態の一事業として取り組まれているケースが多いのも特徴です。 中国資本のコングロマリッド以外では、香港資本のコングロマリッドの動きが活発で、 もともと香港でも不動産事業を営んでいた会社が多く、 豊富な資金とノウハウを背景に、中国においても存在感を年々増してきています。 そこで今回はそうした香港資本で不動産事業を抱えるコングロマリッドを取り上げて見ます。


長江実業(チョンコン・ホールディングス)
恒基兆業地産(ヘンダーソンランド・デベロプメント)
新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)
新世界発展(ニューワールド・デベロプメント)
恒隆集団(ハルルン・グループ)



長江実業(チョンコン・ホールディングス)
・売上高143億3600万(2003年度、香港ドル)
・純利益98億1500万(2003年度、香港ドル)
・子会社売上高1049億2100万(2003年度、香港ドル、和記黄埔)
・子会社純利益143億7800万(2003年度、香港ドル、和記黄埔)
・特徴李嘉誠氏率いる香港を代表する財閥で、香港の不動産市場を牛耳る大手の一角。 香港では最大の不動産業者でもある。
個人住宅の12戸に1戸は長江系と言われる。
傘下に売上高100億ドル以上を誇る大手コングロマリッド・和記黄埔(ハチソンワンポワ)を抱え、両者を合わせた不動産部門の売上高は100億ドルに達する。
中国への不動産投資も積極的に行っている。


恒基兆業地産(ヘンダーソンランド・デベロプメント)
・売上高67億2712万(2004年度、香港ドル)
・純利益30億5906万(2004年度、香港ドル)
・子会社売上高9333万(2003年度、香港ドル、恒基中国)
・子会社純利益1575万(2003年度、香港ドル、恒基中国)
・特徴大型住宅開発を得意とする、香港4大デベロッパーの一角。
中国事業は子会社の恒基中国が担当。


新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)
・売上高217億6400万(2004年度、香港ドル)
・純利益69億2300万(2004年度、香港ドル)
・特徴香港4大デベロッパーの一角。
上海や広州、深センなど経済成長著しい沿岸部でも事業展開。


新世界発展(ニューワールド・デベロプメント)
・売上高256億5300万(2004年度、香港ドル)
・純損失9億7600万(2004年度、香港ドル)
・子会社売上高25億2178万(2004年度、香港ドル、新世界中国地産)
・子会社純利益1億5264万(2004年度、香港ドル、新世界中国地産)
・特徴航空やバスなどの運輸部門のほか不動産部門も手がける。
2005年度は黒字化の見通し。
中国事業は子会社の新世界中国地産が担当


恒隆集団(ハルルン・グループ)
・売上高54億4930万(2004年度、香港ドル)
・純利益9億8660万(2004年度、香港ドル)
・子会社売上高45億3340万(2004年度、香港ドル、恒隆地産)
・子会社純利益20億6500万(2004年度、香港ドル、恒隆地産)
・特徴香港の不動産事業で40年の実績を誇る。香港4大デベロッパーの一角。
不動産事業は子会社の恒隆地産が担当。
中国には92年から進出。





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text 2005/02/08







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