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西気東輸プロジェクトは2000年に採択された第10次5カ年計画の中の4大プロジェクトのひとつです。ほかにも「南水北調」、「青蔵鉄道」、「西電東送」などがあります。
その概要は、新疆ウイグル自治区のタリム盆地に眠る膨大な天然ガスを
総延長距離4000キロのパイプラインで
上海、江蘇、浙江、安徽、河南などの東部沿岸地域に送るものです。
総投資額は1500億元にのぼります。
内訳はパイプライン建設に435億元、天然ガスの開発・生産に273億元、
供給都市でのパイプライン網建設費用に800億元です。
2003年7月には一部で供給開始。2004年8月にパイプラインが全線開通し、
10月にはテスト供給にも成功、12月30日から全面的な商業運転を開始しました。
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天然ガスの主要な消費地は経済発展の著しい東部沿海地域であるのに対し、
供給地は新疆などの西部地域に集中しています。
この需要と供給のミスマッチをうめることを目的として進められています。
パイプライン敷設などに投じられる莫大な資金が関連産業への経済波及をもたらし、
経済発展の遅れる西部地域の経済を活性化させることが期待されています。
実際、投入資金のうち67%は中西部に当てられています。
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現在中国はエネルギーの大部分を石炭に依存しており、
酸性雨や大気汚染などの環境問題が深刻化しています。
政府は水力発電や原子力などの比率を高める計画ですが、
代替エネルギーの一つとして天然ガスも注目されており、
開発への支援にも積極的です。
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新疆地区には、石油、天然ガスともに全国の4分の1を占める埋蔵量が確認されています。
現在確認済みの埋蔵資源は、石油が27億トン、天然ガスが9753億立方メートルといわれ、
2003年の生産実績はそれぞれ2141万トン、50億立方メートルにのぼります。
そのうちタリム盆地の周辺の天然ガス埋蔵量は6579億立方メートル(2004年4月)にのぼるとみられ、
運転がスタートした今年度は40〜60億立方メートルを、2007年には120億立方メートルの
供給を予定しています。
最終的には年間200億立方メートルを供給する計画で
30年間は安定した供給が可能になります。
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当プロジェクトも当初はペトロチャイナ50%、ロシアのガスプロム15%、エクソン・モービル15%、ロイヤルダッチシェル15%という出資構成でしたが、2004年8月に外資が手を引いていた事が判明、さらに残りの5%を出資していたサイノペックも撤退することになり、同事業はペトロチャイナの単独出資という形になりました。減価償却の仕方等で折り合いが付かなかったのが主な撤退原因ではないかとみられています。
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