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銀行業界
vol2

4大国有商業銀行について


4大銀行の最近の動向
今回は中国の4大国有商業銀行にスポットを当ててみたいと思います。

中国の銀行も欧米や日本の金融機関と比べればサービスの質や商品開発力、品揃えなど総合的に見てまだまだ及ばない面が多々ありますが、資産規模だけで見れば最大手の中国工商銀行はすでに世界ランクで20位以内に入っており、中国経済の成長に後押しされその規模はさらに拡大してます。今後の改革でどの程度競争力を蓄えていくかは注視に値します。

不良債権の処理も加速しています。90年代には4行平均で30%近くあったものも、2004年6月では15.6%にまで低下しています。さらに2004年10月時では中国銀行、中国建設銀行の両行は共に10%を切っており、すでに健全といえるレベルにまで低下してきています。


中国銀行
中国工商銀行
中国建設銀行
中国農業銀行



|| 中国銀行
設立1912年
総資産38,421(2003年度、億元)
利益総額100(2003年度、億元)
融資残高20,164(2003年度、億元)
国内支店数12,090(2002年度)
不良債権比率5.16%(2004年10月時)
特徴1994年の金融制度改革以前は、外貨及び貿易専門の銀行でした。現在の中央銀行は中国人民銀行ですが、中華民国時代は一時期中央銀行としても機能していました。
傘下銀行傘下で香港市場に上場している中銀香港は総資産7355億香港ドル(2002年度)で香港上海銀行について資産規模で2位に付ける。支店数は343店(2002年度)。国有商業銀行で初の香港市場上場としても有名。
市場への上場子会社の中銀香港が香港市場に上場。親会社自体も上場を計画中。


|| 中国工商銀行
設立1984年
総資産53,000(2003年度、億元)
経常利益635(2003年度、億元)
融資残高33,929(2003年度、億元)
不良債権比率19.19%(2004年10月時)
特徴資産規模では中国1位。世界では堂々16位(2003年度)にランクイン。
クレジットカード部門が強い。(発行枚数9595万枚)
市場への上場2006年度中に香港市場への上場を予定


|| 中国建設銀行
設立1954年
総資産35,543(2003年度、億元)
国内支店数21,000(2003年度)
不良債権比率3.08%(2004年10月時)
特徴2003年12月に中国政府から、中国銀行、中国建設銀行両行に、合計450億ドルの資本注入を受け、不良先権比率が大幅に低下。4行の中では最も低い。

もともとが道路建設や不動産などの長期的な資産への融資専門の銀行だったので、経済成長の恩恵から、不良債権比率は他の3行に比べて低かった。
市場への上場2005年度に海外も含めた複数の市場に上場予定。


|| 中国農業銀行
設立1951年
総資産29,765(2002年度、億元)
利益196(2003年度、億元)
融資残高19,129(2002年度、億元)
不良債権比率30%強(2003年度)
市場への上場4大銀行の中では最も遅い2007年を予定。不良債権の処理が4行中最も遅れていることも要因の一つ。





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text 2004/11/23







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