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航空業界 vol1
中国の航空業界について
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中国では1949年の新中国発足以来、ながらく中国民用航空総局(CAAC)が航空業界の経営、監督を独占してきました。
1987年の航空行政改革により、経営と監督業務が分離され、経営業務は中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空の3社に分割され、市場による競争原理が導入されはじめました。中国民用航空総局は監督業務のみを担当することになりました。
その後地方政府の出資による企業の新規参入もすすみ、最盛期には大小20以上もの航空会社がひしめきあう状況になりました。その結果過剰な価格競争に陥るといった弊害が発生したため、巨大グループへの業界再編案が計画・立案され、実行されました。
巨大グループは中国民用航空総局直属の中国国際航空、中国南方航空、中国東方航空の3社で、その3社に中小キャリアが吸収される形でグループ化がすすんで行きました。今では中国全体の輸送量に占める3グループの割合は7割以上に達します。
残りは各地方政府が出資する中小キャリアで、海南航空や、山東航空などが代表的なところです。
中小キャリアでは買収により規模の拡大を図ったり、航空物流に注力するなどして、それぞれ生き残りに向け諸案を模索しています。
航空会社別総輸送量(2001年)
| 会社名 | 所属グループ | 総輸送量 |
| 中国国際航空 | 中国国際 | 344,222 |
| 中国南方航空 | 中国南方航空 | 299,618 |
| 中国東方航空 | 中国東方航空 | 238,706 |
| 北方航空 | 中国南方航空 | 84,100 |
| 西南航空 | 中国国際 | 77,523 |
| 上海航空 | | 50,353 |
| 西北航空 | 中国東方航空 | 50,117 |
| 海南航空 | 海南航空 | 47,580 |
| 雲南航空 | 中国東方航空 | 44,928 |
| 新疆航空 | 中国南方航空 | 37,756 |
| 四川航空 | 中国南方航空 | 28,213 |
| 深セン航空 | | 24,349 |
| 中国新華航空 | 海南航空 | 21,941 |
| 山東航空 | | 18,150 |
| 中国航空 | 中国国際 | 12,237 |
| 武漢航空 | 中国東方航空 | 11,786 |
| 中国聯合航空 | | 6,317 |
| 長安航空 | 海南航空 | 2,822 |
| 中国郵政航空 | 中国南方航空 | 2,579 |
| 山西航空 | 海南航空 | 833 |
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航空輸送部門の他、燃料や機材など航空サービス部門でも再編が進められてきました。
2002年10月11日、
中国民航信息集団公司「航空事業のIT化推進」、
中国航空油料集団公司「燃料関連事業」、
中国航空器材集団公司「航空器材関連」
の3社が設立されました。
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中国航空業界では、「外資の導入」「民間資本の導入」「近隣アジア諸国とのハブ空港争い」などが今後のテーマとして上げられます。
外資の導入に関しては、2002年8月1日、「外商投資民用航空業規定」が施行され、外国企業の49%までの出資と外国人の董事長、総経理の就任が可能になりました。
民間資本についても現在完全民間資本による航空会社の設立が認められ、2004年4月に完全民間資本で設立された湖南藍翔通用航空公司に続き、2004年11月時現在、数社がすでに中国民航総局に設立を認可されています。
これにより業界内の更なる競争に拍車がかかることが予想されます。
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