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ビール産業
vol2

中国のビールメーカー各社について


中国のビックスリー
今回は中国のビールメーカービック3についてお話していきます。前回の記事でも取り上げたとおり、中国のビールメーカーの数は非常に多く、中小零細が大半なのが特徴です。その中でもとりわけ大きなシェアを確保しているビック3と呼ばれる企業が、ビールメーカーの中にもあります。それが青島、燕京、華潤の3社です。

株式市場に上場していて、一般投資家でも株を購入できるのはこの3社の中では青島ビールのみです。以下の燕京、華潤はどちらもコングロマリット北京控股、華潤集団のグループ企業で傘下となっています。したがって株式を購入することは出来ません。そこで今回は上位3社と今現在、世界大手ビール会社アンハイザー・ブッシュと、SAB・ミラー社による資本参加の渦中にあり(2004年5月19日発表により、AB社の出資に決着した模様です)、業績の方も急拡大している中堅メーカー哈爾浜ビールについて見ていきたいと思います。

青島ビール
燕京ビール
華潤ビール
哈爾浜ビール



青島ビール(チンタオビール)
・設立1903年に設立された中国で最も歴史のあるビールーメーカーです。青島ビールのブランド名は世界的にも有名です。
・売上高6713(2003年度、百万HK$)
・純利益282(2003年度、百万HK$)
・海外提携企業アンハイザー・ブッシュ(アメリカ)、アサヒビール(日本)
・傘下企業/.青島ビ酒朝日飲食有限公司(40% - 残りはアサヒビールが出資)
/.深セン青島ビ酒朝日有限公司(51% - アサヒビールとの合弁)
・特徴現在の中国になってから今に至るまで50年余り、その間中国から海外へのビールの輸出の実に70%近くを青島ビールが占めていました。そのため中国のビール=青島ビールといったイメージが海外に浸透していきました。株式会社化したのは1993年で、同年7月には国有企業としてははじめての、香港H株市場への上場を果たしました。

2002年10月に戦略的提携関係にあるAB社の、転換社債を利用した持ち株比率の拡大(4.5%〜27%-今後7年以内に)を発表。これにより財務内容も改善されると同時に、国内外への販売力、醸造技術や経営ノウハウの向上が期待されています。
・全国工場数47ヵ所(2004年4月現在)
・03年ビール生産高362万キロリットル
・03年ビール販売高326万キロリットル


燕京ビール(エンジンビール)
・設立1980年に同社で最初の工場が完成しました。
・売上高4700(2002年度、百万HK$)
・特徴中国のコングロマリット北京抗股の傘下企業です。2001年までは同社が7年続けて生産量NO.1でした。
・02年ビール生産高208万キロリットル
・02年ビール販売高208万キロリットル


華潤ビール(リソーシズビール)
・設立1993年、香港のコングロマリット華潤集団が南アフリカのSABとの合弁で華潤ビールを設立。
・海外提携企業SABミラー(南アフリカ)
・特徴華潤ビールは世界第3位のビールメーカーSABと華潤集団の合弁企業で出資比率はそれぞれ49%、51%となっております。北京地区を主力としていることもあってか、同地では高いシェアを確保しています。
・全国工場数33ヵ所(2004年4月現在)
・年産能力490万キロリットル


哈爾浜ビール(ハルビンビール)
・設立設立は中国最古の1900年で、最も古くに参入した企業です。
・売上高1401(2003年度、百万HK$)
・純利益121(2003年度、百万HK$)
・海外提携企業SABミラー(南アフリカ)、アンハイザー・ブッシュ(アメリカ)
・特徴売り上げの大半が中国東北地区向けです。現在東北地方以外の売り上げ比率は11%となっており、今後さらに拡大していく見込みです。
・全国工場数13ヵ所(2003年6月現在)
・年産能力129万キロリットル





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text 2004/05/27







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