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自動車産業
vol3

中国の自動車メーカー各社について


中国のビックスリー
中国の自動車メーカーは外資との提携も盛んで、数多くのメーカーが群雄割拠している状況です。そんな中頭一つ抜き出ているのが、第一汽車、東風汽車、上海汽車の3社で、中国のビックスリー的存在です。その後に広州ホンダや重慶長安汽車、安徽奇瑞汽車など数社が続きます。そこで今回は第一汽車、東風汽車、上海汽車の3社と、広州ホンダについてみていきます。

大手3社は市場に上場してないので、残念ながら株を購入することはできません。広州ホンダは50%出資する親会社の広州汽車集団公司のさらに親会社でそこに95%出資している駿威汽車有限公司(デンウェイ・モーター)が香港市場に上場してます。デンウェイは2003年度半ばから、株価が大きく上昇したことから、経済紙などでもたびたび取り立たされている話題の企業です。

第一汽車
東風汽車
上海汽車
広州ホンダ


第一汽車(ファーストオート)
・設立1953年に中国で最初の自動車メーカーとして設立されました。
・海外提携企業フォルクスワーゲン(ドイツ)、トヨタ自動車(日本)、ダイハツ自動車(日本)、マツダ(日本)
・傘下企業/.四川豊田(子会社の成都一汽汽車とトヨタ自動車で折半出資)
/.一汽VW(60% - 残りはフォルクスワーゲン出資)
/.天津豊田(子会社の天津汽車の100%子会社とトヨタで折半出資)
/.天津汽車(100%出資)
/.成都一汽汽車(80%出資)
・特徴一汽VWのジェッタは乗用車販売ランキングで、上海VWのサンタナと毎年TOPの売り上げを競い合う人気車となってます。とにかく同社は中国最大規模の自動車メーカーで、また海外有力企業とも積極的に提携しています。今後も更なる拡大政策にうってくることが期待されます。


東風汽車(ドンファンモーター)
・設立1969年に同社が設立されました。
・海外提携企業プジョーグループ(フランス)、ルノー(フランス)、日産自動車(日本)、ホンダ(日本)、起亜(韓国)
・傘下企業/.「新」東風汽車(日産自動車と折半出資)
/.風神汽車(40% - 「新」東風汽車に帰属)
/.東風悦達起亜汽車(25% - 25% = 江蘇省の悦達集団、50% = 起亜自動車)
・特徴風神汽車はもともとは日産が出資する裕隆汽車との合弁でしたが、新たに日産と「新」東風汽車を設立したため、風神汽車は同社に帰属することとなりました。
フランスのプジョーグループだけでなく、ルノーとも商用トラックの生産で合弁企業を設立する計画です。


上海汽車(シャンハイオートモーティブ)
・設立上海汽車装配廠が1958年に「鳳凰」ブランドの自動車を開発したことから始まります。
・海外提携企業フォルクスワーゲン(ドイツ)、GM(アメリカ)、ボルボ(スウェーデン)
・傘下企業/.上海VW(50% - フォルクスワーゲンと折半出資)
/.上海GM(グループで50% - 残り半分はGMが出資)
/.上海申沃客車有限公司(ボルボと折半出資)
/.奇瑞汽車(20% - 安徽奇瑞集団=80%)
・特徴上海VWのサンタナは上海タクシーの定番にもなってます。また乗用車販売ランキングでも毎年トップ3の順位を争うほどの人気です。奇瑞汽車の「奇瑞(チェリー)」は10万元を切る国産車とあって特に人気が高いです。


広州ホンダ(コウシュウホンダ)
・設立1998/07/01に広州汽車集団公司とホンダの折半出資で設立。
・海外提携企業ホンダ(日本)
・特徴1999年に現在人気沸騰中の「雅閣(アコード)」生産開始。2002年には「奥得賽(オデッセイ)」の生産開始。広州ホンダの特徴ははじめから日本をはじめとする世界各国で人気の乗用車を生産しているところにあります。国産車でかつ最新の車ということで、眼の肥えた国内のユーザーにも人気が高いようです。
また中国自動車市場で初めて、メーカー特約販売店を全国に展開し、顧客サービスの拡充にいち早く努めた点も広州ホンダの強みとなっています。





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text 2004/04/16







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