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自動車産業 vol2
自動車産業の勢い
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今なお成長の勢いのやむ気配を見せない中国の自動車市場ですが、国有資産監督管理委員会(国資委)の発表したデータでいくつか気になる点もあります。中国自動車業界における国家重点企業14社の8月末までの製品在庫が前年同期比で42.5%増と高い数値をたたき出している点です。前年度比で5月が13.2%増、6月18.6%増、7月で27.1%と一気に増えてきています。在庫の増加に企業が頭を抱えている様子がうかがえます。理由として考えられるのは、やはり競争の激化でしょう。外資系も含めて多くの企業が参入し、積極的に設備投資を行ったため、旺盛な需要ののび以上の生産をしてしまったことが一因として考えられます。
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競争の激化の一要因ともなっている自動車メーカーの乱雑振りですが、中国本土ではその数現在100社あまりを数えます。その中で50万台以上の生産規模をほこるのはたったの2社で、残りの大部分は3万台にも満たない生産規模です。過剰な競争を抑え同時に、中小規模の企業を再編して競争力をつけるために、中国政府は9月に「汽車産業発展政策」を制定しました。これにより、新規の自動車産業への参入認可を見合わせ、さらにすでに認可済みのものでも、資本金の最低額を15億人民元に引き上げるなど、
敷居を高くしました。また部品を輸入して組み立てるだけの企業を制限したりなども掲げられています。これにより自動車産業の買収・再編が進むものと期待されてます。
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在庫が増加しているとはいえ、生産台数の伸びをかんがみればそれでも市場は大きく拡大していることがうかがえます。8月の乗用車の生産台数は16.94万台で、1〜8月の累計では124万6500台ですでに前年度実績の109万台を大きく上回っている状況です。年間では当初予想の150万台を大きく越えて180万台に届くのではないかといわれています。総生産台数の方も8月度は36万7600台で、年間予想の400万台も問題なさそうです。
22日付新華社電によると、中国人家庭の7.6%が今後5年以内にマイカーを購入したいと考えてるというアンケート結果を発表しました。調査は国家統計局が北京、山西、遼寧、江蘇、四川など国内10の省市自治区を対象に実施したものです。このことからも大きな潜在需要がうかがえます。在庫が増加してきているので今後しばらくは前年度比で大きな増加は抑えられるかもしれませんが、長いスパンで見ればまだまだ成長余力は十分にあるといえるのではないでしょうか。
ちなみに購入価格帯では7万元以下が最も多く51.2%で、ついで9〜11万元が24.7%で続きます。やはり低価格層に人気があるようです。しかしながら15万元以上の価格帯も12.3%と、しっかりと需要があるようです。
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