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オリックス証券手数料改正


手数料の引下げ
オリックス証券は2008年3月31日から中国株の国内手数料を0.315%から0.273%に引下げました。同時にこれまで実施してきた国内手数料の上限設定157.5香港ドルも撤廃しました。これはどういうことかというと取引金額が一定額を超えれば国内手数料が定額制になっていたものが廃止されたということです。オリックス証券ではシステム利用料の値上げに伴う処置と説明しています。やはり定額制はコスト的に厳しかったのかもしれません。

手数料が安くなる取引高の範囲
ここからの計算は1香港ドル15円で計算して行きます。オリックス証券の国内手数料は下限が52.5香港ドル(787円)となっています。今回新しく制定された0.273%で計算した時の手数料が下限額と同額になる取引金額は288278円です。この金額以下はすべて787円の国内手数料が加算されます。この金額以上から0.273%で計算され始めます。0.315%で計算した時の下限手数料と同額になる取引高は249841円です。これまでの手数料なら249841円から国内手数料が787円以上になるところが今回の手数料では288278円以上から787円以上になります。つまり今回の改正により249841円以上の取引で手数料が安くなるのです。

すでに述べた通りこれまでは国内手数料には上限が設けられていて、その金額は157.5香港ドル(2362円)でした。0.273%での手数料がこの金額になる取引高は865201円で、0.315%のときは749841円になります。仮に上限が設けられていたままなら789841円から865201円までは手数料が下がり、それ以降はこれまでと変わらない手数料と言う事になっていたはずです。しかしながら上限設定は撤廃されてしまったので、その結果取引高が789841円から865201円までは手数料が下がり、それ以降は値上がりする事になります。

以上のことを踏まえると今回の改正では249841円までの取引高ではこれまでと手数料は変わらず、249841円〜865201円の間では手数料が下がり、865201円以上は手数料が上がることになります。非常にややこしいですが、手数料率の値下げと上限撤廃が同時に行われましたのでこのような結果となりました。今回の改正により香港市場での取扱銘柄数の多い証券会社の中では岡三オンライン証券についで安い手数料となりましたが、上限金額の撤廃により取引金額が大きくなるにつれ手数料が他社と比較して安くなるといったようなメリットがなくなってしまいました。香港市場の取引銘柄数が多い証券会社では定額制を実施しているのはユナイテッドワールド証券だけとなります。

最後に繰り返しになりますが1香港ドル15円で計算していますので実際の金額とは誤差があるとは思いますが、その点を踏まえた上で御参考になられてください。

オリックス証券




text 2008/04/07
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