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中国株証券会社を手数料の安さで比較




中国株取引の手数料について

証券会社を選ぶ上で取扱銘柄数とともに重要となってくるのは手数料の安さです。そこでまずは中国株を取引するためにはどのような手数料がかかるのかについて解説します。中国株の取引では主に次のような費用がかかります

◎中国株取引にかかる費用
   ・国内証券会社に支払う委託手数料
   ・現地証券会社に支払う手数料
   ・印紙税等諸経費
   ・為替手数料
   ・税金

印紙税等諸経費は現地証券会社に支払う手数料以外でかかる各種経費です。印紙税、取引所税、名義書換料などからなります。為替手数料とは日本円を1香港ドル、1アメリカドル、1人民元に交換する際にかかる費用のことです。税金については日本株の取引と同様にかかります。くわしくは配当と税金をご覧ください。それでは各証券会社の中国株取引の手数料についてみていきます。


証券会社の取引費用(100万円以下) (2016/09/10現在)

内藤証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A
0.50%
0.432%(買付のみ最低540円)
0.15%
人民元
片道20銭
上海B
0.50%
0.178%
米ドル
片道50銭
深センB
0.50%
0.1821%
香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
(最低50HKD)
0.1077%
内藤証券は中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。取扱い銘柄数は中国本土株と香港株どちらも非常に豊富です。特に上海A株の取り扱いは国内証券会社では最も多いです。本土株の手数料は他社と比べると1万円〜20万円と少額での取引でお得となっています。香港株の手数料は他社と比較するとそれほど安くはありません。香港市場の手数料は他社よりも割高なので香港市場は楽天証券やSBI証券を利用し、中国本土市場は内藤証券を利用するなど投資する市場ごとに使い分けるといいでしょう。

内藤証券は120万円の購入分まではその譲渡益や配当が非課税となるNISAにも対応しています。香港だけでなく上海や深セン市場も取引できて中国株もNISAに対応しているのは内藤証券だけです。中国本土市場の取引がメインの方はこちらでNISAを開設するのも選択肢の一つです。



アイザワ証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海B
0.25%
(最低1USD)
一律2160円 0.15687% 米ドル
片道50銭
深センB
0.25%
(最低5HKD)
0.15687% 香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
(最低75HKD)
0.1077%
アイザワ証券も中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。本土株の手数料は他社と比べると1万から20万円辺りの少額取引では割高ですが、50万円以上と取引金額が大きくなってくるほど手数料はお得になってきます。香港株の手数料は他社と比較するとかなり高めです。



東洋証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海B
0.50%
0.432%
0.15687% 米ドル
片道50銭
深センB
0.50%
0.15687% 香港ドル
片道15銭
香港
0.25%
最低20HKD
0.1077%
東洋証券は中国本土株と香港株の銘柄を取り扱っています。本土株の手数料は他社と比べると10万から20万円と少額の取引でお得です。香港株の手数料は他社と比較するとそれほど安くはありません。なお東洋証券の最低取引金額は日本円換算で10万円からとなっています。またこのほか東洋証券では口座管理料として年間3,240円がかかります。



エイト証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

香港
0円 0.27%(最低32.4香港ドル、上限95.04香港ドル) 0.1077% 片道15銭
エイト証券では以下で説明しますがこのほかの費用としてCCASS決済費用(0.002%)や取引税(0.5香港ドル)もかかります。これら費用を加味したうえで他社と比較しても手数料体系は少額取引、高額取引ともに割安となっています。1万円から300万円までかなり広い範囲で手数料は業界最低水準です。500万円以上の高額取引では手数料定額制をとる楽天証券やSBI証券には劣ります。取り扱い銘柄数は明記がされていないので何件かはわかりませんが、一覧表を見たところざっとみで割とたくさんの銘柄を取り扱っているようです。



楽天証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

上海A株
0円
10万円まで540円、10万円超100万円未満0.54%、100万円以上5400円 0円 人民元
片道20銭
香港
香港ドル
片道15銭
楽天証券は香港株と上海A株市場の銘柄を取り扱っています。香港株は1万〜10万円の少額取引では他社と比較しても割安の手数料です。10万〜150万円台の取引だとSBI証券やエイト証券と比べると手数料は高めです。手数料の上限が設定されているので、200万円を超える規模の取引になると最も安い手数料になります。上海A株市場も香港市場と同様の手数料体系なので、こちらも他社と比べてお得です。香港市場なら少額と高額の取引で、上海A株は全般的に手数料がお得な証券会社です。

取り扱い銘柄数は約500と内藤証券やSBI証券の1500近い数と比較すると劣ります。しかしながら500はあるので定番の銘柄から人気の銘柄はしっかりと抑えています。上海A株は内藤証券の600近い数と比較して250と少なめですが、手数料は楽天証券の方がお得です。

楽天証券はNISAにも対応しています。楽天証券は国内株や米国株も取り扱っており、手数料も安いのでこちらでNISAを開設するのも選択肢の一つです。



SBI証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

香港
0円
0.2808%(最低50.76香港ドル) 0円 香港ドル
片道15銭
中国株は香港市場専門のSBI証券ですが、香港市場の取引では少額でも高額でもどちらも他社と比較すると割安の手数料体系となっています。1万〜10万の少額での投資でも、10万〜100万の中規模での投資でも100万円以上の高額の投資でも、他社と比較するとかなり割安な手数料体系です。

手数料の上限も設定しているので購入金額が200万円以上の高額投資では投資金額が大きくなるほどさらに他社よりも手数料はお得になります。香港市場への投資がメインで手数料を重視するなら特におすすめの証券会社です。取り扱い銘柄数も1400銘柄以上と非常に豊富です。

SBI証券もNISAに中国株は対応しています。SBI証券は香港市場の取り扱い銘柄数も多く、手数料も安いので、香港市場を主に取引するならこちらでNISAを開設するのもいいでしょう。



マネックス証券
取引市場
現地手数料
国内手数料
印紙税等
為替手数料
(片道)

香港
0円
0.2808%
最低75.6香港
ドル
0.1077% 香港ドル
片道15銭
マネックス証券でもエイト証券と同様CCASS決算費用(0.002%)が追加でかかります。手数料で見ると少額取引から高額取引に至るまで他社と比較した場合、手数料は割高となっています。取り扱い銘柄数については特に記載がないためどの程度かはわかりません。マネックス証券ではNISAに中国株も対応しています。




CCASS決済費用について

エイト証券には他にも手数料としてCCASS決済費用と取引税がかかり、マネックス証券にはCCASS決済費用がかかります。CCASSとは香港証券取引所の子会社である香港中央結算有限公司が運営する中央演算決算システムのことです。CCASS決済費用は手数料率こそ極わずかな比率ですが、最低額が2香港ドルと設定されています。1香港ドル13円として計算するとその金額は26円です。小額取引であればその負担額の割合も大きくなります。

証券会社
CCASS決済費用
取引税
エイト証券
0.002% 最低2香港ドル、上限100香港ドル
約定毎に0.5香港ドル
マネックス
証券

0.002% 最低3香港ドル、上限100香港ドル


各証券会社の特徴

各証券会社ごとに手数料体系が異なる

内藤証券やアイザワ証券、東洋証券などの中国本土株と香港市場の両方で取引できる証券会社では、国内手数料、現地手数料、印紙税等がそれぞれ別々の設定になっていて、それらを合計した金額が最終的な手数料になります。一方香港市場の取引だけができるエイト証券とマネックス証券は現地手数料は0円に設定されていて、国内手数料と印紙税等の合計で手数料がきまります。もっとシンプルなのは楽天証券、SBI証券で、こちらは国内手数料のみが設定されているので、簡単に手数料を計算することが出来ます。

購入金額ごとに手数料を比較

このように手数料体系がシンプルなものから複雑なものまで証券会社ごとにことなるので、どの証券会社が手数料が安いのかを比較しづらくなっています。そこで購入金額ごとに各証券会社の手数料を計算した一覧表を作成してみました。まずは100万円以下での各購入金額ごとの手数料の一覧です。1HKDは13円で、1USDは100円で計算し、小数点は四捨五入しています。為替市場の動向などにより日本円に換算した手数料の金額も変わってる来るので、実際の手数料との差も生じるものと思われますがあらかじめご了承ください。


香港市場の購入金額別手数料一覧(100万以下) (2016/09/10現在)

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
1,2001,2431,2971,459
アイザワ証券
3,1453,1883,2423,296
東洋証券
--7991,184
エイト証券
431474528582
楽天証券
540540540810
SBI証券
659659659659
マネックス
証券

99210321,0891,143

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
1,7293,9487,897
アイザワ証券
3,3503,9485,737
東洋証券
1,5793,9497,897
エイト証券
7551,7732,312
楽天証券
1,0802,7005,400
SBI証券
6591,4042,808
マネックス
証券

1,1971,9423,885

まずは香港市場を見ていきます。香港市場では15万円以下ならエイト証券が最も安い手数料となっています。楽天証券やSBI証券もエイト証券に次いで安い金額です。20万円と50万円の購入金額帯ではSBI証券が最も安いです。100万円になるとエイト証券が最も安く次いでSBI証券が続きます。自分がよく購入する株の価格帯を想定し、その価格帯で最も安い手数料となる証券会社を選ぶといいでしょう。ほかにもエイト証券、楽天証券、SBI証券の口座を開いておき、自分が購入する株の金額に応じて各証券会社を使い分けるというのもありでしょう。


上海B株、深センB株市場の購入金額別手数料一覧 (2016/09/10現在)

上海B株市場

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
6078781,2171,665
アイザワ証券
2,2752,3632,5662,770
東洋証券
--1,0881,633

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
2,2205,55011,100
アイザワ証券
2,9734,1946,228
東洋証券
2,1775,44410,888

上海市場において小額取引では東洋証券と内藤証券が安く、50万円を超えてくるあたりで今度は国内手数料が定額制のアイザワ証券が手数料が最も安くなります。

深センB株市場

証券会社1万円5万円10万円15万円
内藤証券
6088811,2221,711
アイザワ証券
2,2402,3632,5662,770
東洋証券
--1,0881,633

証券会社20万円50万円100万円
内藤証券
2,2825,70511,410
アイザワ証券
2,9734,1946,228
東洋証券
2,1775,55510,888

こちらも上海市場と同じような結果となります。


手数料上限設定のメリット

手数料上限設定は取引金額が大きくなるほど有利に

手数料に上限が設定されている場合には、取引金額が大きくなるほど手数料の割合は小さくなります。これは取引金額が大きくなるほどメリットを発揮します。手数料定率制の取引体系では一見低い手数料率でも取引金額が低いうちは小さな金額ですが、取引金額が大きくなるのに比例して手数料も増加します。対して手数料が一定もしくは上限が設けられている場合はそれ以上は高くならないので、取引金額が高くなればなるほど全体に占める割合も小さくなり割安となるのです。

楽天証券とSBI証券は印紙税等もなし

手数料には国内手数料と現地手数料、印紙税など現地諸費用が含まれます。例えば手数料が定額のエイト証券は印紙税等は別途かかりますので厳密には取引金額が大きくなるほど印紙税等分だけ手数料が大きくなります。印紙税等は0.1077%です。100万円の取引で1077円、200万円なら2154円、500万円なら5385円とばかにはできません。中には楽天証券のように印紙税等も含めて手数料上限が5400円に設定されている所もあり、この場合は取引金額がいくら大きくなろうと手数料は5400円に収まります。したがって印紙税等を含むのか含まないのかも注意してみていきたいところです。そこで今回は高額取引における証券会社各社の手数料一覧を作成しました。

手数料が定額もしくは上限設定のある証券会社
証券会社手数料上限印紙税等
エイト証券0.27%95.04香港ドル含まない
楽天証券0.54%5400円含む
SBI証券0.2808%507.6香港ドル含む


香港市場の購入金額別手数料一覧(100万以上) (2016/09/10現在)

証券会社100万円150万円200万円300万円500万円
内藤証券
7,89711,57515,25422,61136,245
アイザワ証券
5,7377,5259,31412,89120,045
東洋証券
7,89712,11515,79423,69137,865
エイト証券
2,3122,8503,3894,4666,620
楽天証券
5,4005,4005,4005,4005,400
SBI証券
2,8084,2125,6166,5986,598
マネックス
証券

3,8855,8277,77011,65519,425

取引金額が大きくなるほど差が広がる

一覧表にしてみると一目瞭然で高額取引では手数料が定額制であるエイト証券や上限設定がなされている楽天証券、SBI証券が他社と比べて圧倒的に安い手数料を実現しています。100万円台ではそれほど開きはありませんが、300万円、500万円ともなると手数料定率制を採用している他社が10000円〜30000円台になるのに対し、上記3社では4000円〜7000円程度しかかからないのです。

証券会社側の負担も

3社の中で特にすごいのが楽天証券とSBI証券です。両社は印紙税等も負担してくれるので取引金額がさらに高額になっても手数料は変わらない事になります。ただそこで気になるのは印紙税等は税金などであり香港政府や取引所に収めるべき費用で証券会社の収益にはならないという事です。300万円なら印紙税等(0.1077%)は3231円、500万円なら5385円で、これでは手数料が5400円の楽天証券も6598円のSBI証券も金額が大きくなるにつれ赤字となってしまいます。すなわちエイト証券のように印紙税等は別という形にしないとやっていけないのではないかと考えられるのです。となると両社には取引金額に上限が設けられているのかもしれません。そこで両社のホームページで調べて見ました。

取引の上限単位は

楽天証券では発注単位が3000単位もしくは200万香港ドル(3000万円)、SBI証券では3000単位となっていました。1単位というのは取引できる最低限の株式数のことで、デンウェイ汽車(00203)の場合2000株が1単位となります。3000単位なら600万株になります。1株が3.0香港ドルとすると600万株で1800万香港ドル(2億7000万円)となります。取り扱う銘柄にもよりますが両社は少なくとも300万円とか500万円で売買制限をしているわけではないという事がわかります。

ということは両社とも赤字となると考えられる500万円以上の取引も可能であるという事です。まあ500万円以上の取引をする投資家の両社の顧客に占める割合はどのていどかはわかりません。しかしながらそうした顧客が多くなると印紙税等の負担をしきれなくなり、いずれはエイト証券のように印紙税等は別という形になるかもしれません。ただ仮にそうなったとしてもエイト証券を見てわかる通り、高額取引では他社と比較したときに圧倒的に安い手数料となるという点は変わらないでしょう。したがって両社の優位性というのはさほどは揺るがないはずです。


まとめ

香港市場でおすすめの証券会社は

各証券会社の手数料体系や、購入金額ごとの実際の手数料などいろいろと見てきましたが、それでは実際にどの証券会社を選べばいいのかを簡単にまとめてみたいと思います。

まずは香港市場についてですが楽天証券、SBI証券、エイト証券のいずれかを選ぶといいでしょう。購入金額ごとに最も手数料が安くなる証券会社は3社でことなりますが、どの価格帯でも他の証券会社と比べてこの3社はかなり割安です。特に印紙税等まで込みで手数料の上限が設定されている楽天証券とSBI証券は購入金額が500万、1000万単位となる投資家であれば、手数料が他社と比べて圧倒的に割安になるのでおすすめです。

楽天証券SBI証券エイト証券

本土市場でおすすめの証券会社は

次に上海B株、深センB株市場でもた場合は、まずはこの市場を取り扱っているのは内藤証券とアイザワ証券、東洋証券の3社なので、この3社の中で選ぶことになります。購入金額が20万台程度の小額取引がメインであれば内藤証券と東洋証券がおすすめです。50万円を超えてくるような金額になると定額制を採用しているアイザワ証券が手数料が最も安くなるのでおすすめです。

内藤証券東洋証券アイザワ証券


NISAもチェック

配当や売却益が非課税にる

NISAとは少額投資非課税制度のことで、株や投資信託で年120万円分まではその譲渡益や配当に税金がかからなくなる制度です。非課税の5年間です。120万円の購入枠はその年で使い切らなければなくなりますが、翌年新たに120万円分の購入枠が設定されます。毎年利用すれば最大で600万円分の非課税枠が利用できます。

NISAに中国株も対応している証券会社は?

NISAを利用する場合はNISA対応口座を開設する必要があります。NISAに中国株も対応しているのは内藤証券と楽天証券、SBI証券、マネックス証券の4社です。NISAは1人1口座しか開設できないので、最もよく利用する証券会社で開設するといいでしょう。NISAについてはNISAと中国株、2016年から年120万円にでも詳しく解説しています。


株式を移管する場合の手数料は?

現在株式を保有していて、別の証券会社の方が手数料が安いのでそちらでまとめて管理したい、もしくはNISAを活用したいので使う証券会社をまとめたいなどの場合に株式の他社への移管が便利です。移管では持ち出す方の証券会社で手数料がかかることが一般的です。例えば内藤証券では1080円の手数料が、エイト証券では2160円がアイザワ証券では8640円の手数料がかかります。手数料を設定して他社に株式を持ち出されたくないというのが本音ではないでしょうか。

そんな中楽天証券とSBI証券は太っ腹で移管手数料は無料にしています。自社のサービスや手数料体系を充実させることで他社への移管を抑えようという心意気の表れだとも取れます。株式の移管手数料については中国株の株式移管手数料についてでも詳しく解説しています。





最終更新日 2017/01/31
公開日 2006/05/05
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